紛争と国家形成 —アフリカ・中東からの視角—
研究双書
No.598
紛争を単に破壊現象としてのみ捉えるのではなく、政治と社会にかかわる包括的なプロセスとして捉え直し、国家との関係を探究する紛争研究の新視角。
■ 紛争と国家形成 —アフリカ・中東からの視角—■ 佐藤 章 編
■ 3,255円(本体価格 3,100円)
■ A5判
■ 252pp.
■ 2012年1月発行
■ ISBN978-4-258-04598-3
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CONTENTS
まえがき
序 章 紛争と国家の研究に向けて——国家形成という視点の可能性——/佐藤 章
第1章「蘇生国家」レバノンにおける紛争再生産のしくみ——「独立インティファーダ」の功罪——/青山弘之
第2章 紛争と民主化——ケニアにおける2007/8年紛争と新憲法制定——/津田みわ
第3章 イラク覚醒評議会と国家形成
——紛争が生み出した部族の非公的治安機関と新たな問題(2003~2010年3月)——/山尾 大
第4章 紛争後の治安回復——南アフリカのコミュニティ・ポリシング——/阿部利洋
第5章 機能する「崩壊国家」と国家形成の問題系——ソマリアを事例として——/遠藤 貢
第6章 人口の管理という国家形成の課題
——コートジボワールの和平プロセスにおける有権者登録の事例から——/佐藤 章
索引
序 章 紛争と国家の研究に向けて——国家形成という視点の可能性——/佐藤 章
- はじめに
第1節 近年のアフリカと中東での紛争——俯瞰的整理——
第2節 紛争と国家の問題系
第3節 国家建設という研究視点の限界
第4節 国家形成という研究視点
第5節 事例研究の着眼点
むすび
第1章「蘇生国家」レバノンにおける紛争再生産のしくみ——「独立インティファーダ」の功罪——/青山弘之
- はじめに
第1節 ターイフ体制の政治構造
第2節 独立インティファーダ発生の要因とその後の対立
第3節 暴力が政治に与えた影響
おわりに
第2章 紛争と民主化——ケニアにおける2007/8年紛争と新憲法制定——/津田みわ
- はじめに
第1節 2007/8年紛争とその特質
第2節 暫定憲法枠組みの成立
第3節 ボーマス・ドラフトの死産
第4節 専門家主導の草案作成
第5節 新憲法の制定と民主化
おわりに
第3章 イラク覚醒評議会と国家形成
——紛争が生み出した部族の非公的治安機関と新たな問題(2003~2010年3月)——/山尾 大
- はじめに
第1節 紛争の発生とその変容
第2節 非公的治安機関の形成と治安の安定化
第3節 覚醒評議会の新展開
おわりに
第4章 紛争後の治安回復——南アフリカのコミュニティ・ポリシング——/阿部利洋
- はじめに
第1節 コミュニティ・ポリシング制度の実際と背景
第2節 コミュニティ・ポリシング制度の運用
第3節 コミュニティ・ポリシングの成否
おわりに
第5章 機能する「崩壊国家」と国家形成の問題系——ソマリアを事例として——/遠藤 貢
- はじめに
第1節 ソマリアをとらえる視座をめぐって
第2節 ソマリアにおける紛争の構図と国際社会の対応
第3節 機能する「崩壊国家」
第4節 機能する「崩壊国家」の問題系
おわりに
第6章 人口の管理という国家形成の課題
——コートジボワールの和平プロセスにおける有権者登録の事例から——/佐藤 章
- はじめに
第1節 国民の個別同定制度をめぐる問題
第2節 コートジボワール社会の多元性をめぐる問題
第3節 多元性のなかの政党間対立と個別同定の問題
第4節 技術的不備と政党間対立——有権者登録の難航——
第5節 人口の管理と国家、国民、民主主義
結論
索引







